突然陰部に強烈なかゆみが!親にバレたくない膣カンジダ症体験談【10代女性】

性別:女性
性病に感染した年齢:19歳
感染した性病:膣カンジダ症

わたしが性病に感染したのは19歳の時のことでした。

わたしには当時彼氏がいて避妊具をつけての性行為をしていたのですが、ある日突然大事な部分がかゆくなってしまいおりものも量が多くおかしいと感じました。

最初は皮膚がおりもので荒れているだけだと思い、股間のかゆみをおさえる市販の塗り薬を買って塗っていました。

しかし、悪化するばかりで全く治らどうしたらいいかととても焦りました。

彼がいることもましてや性行為をしていることも両親は知らず、この事は誰にも相談できませんでした。

ネットで調べると性病の可能性がいくつか出てきました。不安になり彼氏にも説明しました。

もしかしたらどちらかが感染源を持っていたかもしれないと話し合い2人で病院に行くことになりました。

男性は泌尿器科での受診、検査となりますので彼氏には泌尿器科へ行ってもらいました。

わたしは保険証をつかうと家族にバレてしまうため、高額にはなりますが保険証を使わずに産婦人科へ行きました。

わたしは不安で不安で、号泣しながら呼ばれるのを待っていました。彼氏は心配ないよと慰めてはくれますが、もしも性病だった場合、どうやって両親に説明しようか、もしも病気だったらどうしようかと不安でした。

そして、受診をしてもらいました。

丁寧にしっかりと診てもらい、膣の中の粘膜をとって、その後におりものなどをみてもらい「カンジダの可能性があるね、錠剤を中に入れるね」と言われ、膣内にカンジダ治療用の錠剤を入れてもらいました。

カンジダ症は今まで性行為で感染する病気と思っていたたのですが、性行為をしていなくても女性はなってしまう人が多いということを教えてもらいました。

先生には「今のところカンジダだと思うけど、検査の結果をお伝えするのでまた○月の○日に電話してきてください。その時に電話でお伝えします。」と言われました。

また「保険証を使わなくていいのか、使わないと治療費が全額負担になるのでもったいないよ」と言われました。

私は両親にバレるくらいならいくらでも払うと思っていたので、保険証なしで約10000円を払いました。

産婦人科へ行った夜、彼氏の家に泊まりました。両親には友達の家に泊まると嘘をついていました。

トイレに行こうと思い「なんとなくおりものシートがベタベタするな」と思ってみてみると、白い塊がおりものシートについていてとてもびっくりしました。

その状況にものすごく驚いたものの、よく考えると産婦人科で膣の中に入れて貰ったカンジダ用の錠剤でした。

どうやら中の殺菌が終わったらしく、邪魔な菌のたくさんついたおりものごと出てきたようでした。

錠剤を使用したその日からほとんど痒みはなくなり、これで性病が完治したのではないかと喜んだ反面で、結果を聞くのが怖くて、電話をする前に彼氏の前で大泣きをしました。

彼氏に俺が電話してやると言われましたが、しっかりと自分で聞かなければと電話をしました。性病検査の結果は全て陰性で、見つかったのはカンジダだったということでした。

ちなみに、彼の性病の検査結果もすべて陰性でした。

カンジダ症の症状はいったんは収まったのですが、一度発症してしまうとカンジダは何度も繰り返してしまう病気です。

例えば、疲れてしまって免疫力が落ちている時、風邪など病気をした時、ストレスがたまっている時、生理前にもぶり返しやすいそうです。

わたしはその後何度かカンジダ症を再発しました。

しかし、痒さは最初ほどひどくはなく、一度産婦人科での処方箋をもらえると、何度でも薬局の処方箋受付でカンジダ専用の薬をもらうことができます。塗り薬と膣に入れる薬です。

両方で5000円ほどしますが、痒みが続き、それを放っておいて慢性化してしまうよりは全然安いと思います。

なので、カンジダ症の疑いがあれば、まずは検査を受けるようにすることをおすすめします。

私は当時知りませんでしたが、性病検査キットを使えばだれにも知られることなく病院と同等の制度で性病の検査を受けることもできるようになっているそうです。(価格もそれほど高くないみたいですね)

性病は放置しておくと妊娠に悪影響を及ぼし、不妊症の原因にもなってしまうと言われています。自身の将来のためにも女性の方は特に気をつけてくださいね。

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