淋病の感染の疑いがあれば、すぐにでも検査や治療を受けるべきです。
性感染症の検査や治療を受けることを不安に感じる人は多いですが、不安を感じながら放置をしているのが最も危険です。
実際には、淋病の検査や治療は非常に簡単で単純なものです。
今回の記事では、淋病の検査方法と治療方法について詳しく解説をしていきます。
淋病の検査方法について
淋病の検査方法は基本的に3つです。その3つとは「尿検査」「おりもの検査」「喉粘膜検査」です。
- 尿検査
- おりもの検査
- 喉粘膜検査
淋病は患部と思われる部分の体液を回収して検査を行います。
つまり、男性の場合は尿、女性の場合は子宮頚管粘液(おりもの)、喉への感染に疑いがある場合は喉粘液を採取して検体とします。
ということで、淋病の検査に関しては痛みを感じるような検査はありません。
淋病の検査は病院で受けることができますが、性病検査キットを利用することで病院と同様の検査を自宅で行うことも可能です。
淋病検査を受けるタイミングはいつ?
淋病検査を受ける際にはタイミングに注意をしていおいた方が良いです。
淋病は感染者とセックスをすることで感染をしますが、感染の直後だと感染していても検査では陽性が出ない可能性があるからです。
とはいっても、淋病の原因菌である淋菌は増殖力が高いので感染から数日で検査で陽性が出るようになります。
検査を受ける上での目安としては、感染の可能性があった日から2~3日移行に検査を受けるようにすると良いでしょう。
淋病の治療方法について
淋病の検査で陽性反応が出た場合には治療をする必要があります。
淋病は基本的に放置をしていると悪化することはあっても、改善されることはありません。
それは、淋病の原因菌である淋菌は繁殖力が高く、放置をしているとどんどんと増殖をしていってしまうからです。
ということで、淋病は淋菌を完全に殺してしまうような治療をする必要があります。
最も淋病の治療方法としてメジャーなものが「服薬」による治療です。
服薬であれば、1週間~2週間程度の期間飲み続けることによって、身体の中にいる淋菌を完全に死滅させることができます。
淋病治療の服用薬について
淋病治療の服用薬には「抗生物質」という特定の細菌を殺すような薬が利用されます。
淋菌は比較的生命力が強い細菌なので、薬の服用を定期的に続けることが重要になってきます。
服薬を途中で中断してしまったり、飲み忘れてしまった場合には、淋菌が抗生物質に耐性を持ってしまい薬の効果が弱まってしまうケースもあります。
最近は強力な耐性を持った淋菌が増えていることもあり、服薬ではなく注射によって治療を行うケースもあります。
治療が難しい淋病も増えつつあるので、まずは予防をしっかりとして、もし感染の疑いがあるのであれば、すぐにでも検査を受けるようにしましょう。
淋病検査・治療を受ける際は必ずパートナーと一緒に!
淋病に限った性感染症ではありませんが、検査や治療を受ける際には必ずパートナーと一緒に受けるようにしましょう!
特に、検査によってパートナーの一方が淋病と診断された場合には注意が必要です。
せっかく自身の淋病が完治したとしても、パートナーが完治していない状態でセックスをすれば再度感染をしてしまいます。
淋病は感染確率の高い性感染症なので、検査・治療を受ける際には自分だけでなくパートナーと一緒に受けることをオススメします。
まとめ
淋病の検査は非常に簡単なものですし、もし感染の疑いがあるのであれば今すぐにでも検査を受けることをオススメします。
性感染症の検査を病院で受けたくない、誰にもバレずに検査を受けたいという場合には、性病検査キットを利用するという方法もあります。
性感染症は感染初期であれば、比較的容易に治療することができますが、症状が進行してしまうと治療が困難になってしまうケースも多いです。
ということで「もしかしたら?」と思ったら、なるべく早い段階で検査を受けるようにしましょう!
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