性感染症の中には治療が非常に難しかったり、現代の医学では完治させることができないものもあります。
逆に、放置していても治ってしまうような性感染症も存在しています。
尖圭コンジローマも現代に蔓延する性感染症の1つですが、完治したり自然治癒したりするのでしょうか?
今回の記事では、尖圭コンジローマの完治や自然治癒について詳しく解説をしていきます。
尖圭コンジローマは完治する?
例えば、現代の医学では「性器ヘルペス」は完治することはありません。
一旦は症状が収まることはあっても、体調を崩したりすると再び性器ヘルペスの症状が身体に表れて再発してしまうのです。
では、尖圭コンジローマは完治することがあるのでしょうか?
結論から言うと、尖圭コンジローマは完治させることが可能な性感染症です。
身体から原因となるウイルスを完全に除去して尖圭コンジローマを完治させてしまえば、再発の心配はありません。
完治しても治療痕が残る可能性あり!
上にも書いたように、尖圭コンジローマはしっかりと治療を行ってウイルスを完全に除去することで完治することが可能です。
しかし、注意したいのはウイルスが完全に除去できたとしても、病気の跡が残る可能性があるということです。
尖圭コンジローマに感染すると性器周辺にイボができるという症状が表れます。
原因となるウイルスがいなくなってもイボの除去を上手く行わないと、治療痕が残ってしまう可能性があるということですね。
尖圭コンジローマ自体を完治させることは可能ですが、症状が大きかった場合にはイボを除去した跡が残ってしまうので早めに治療をすることをオススメします。
尖圭コンジローマは再発の可能性が高い
実は、尖圭コンジローマは非常に再発率の高い性感染症です。
その理由は尖圭コンジローマという病気がウイルスを完全に身体から除去することが難しいからです。
例えば、抗ウイルス剤を飲んだ場合には、一時的にウイルスの働きが弱まるので症状が収まります。
ですが、この時に完全にウイルスを殺しきれていない場合には、再度ウイルスが活性化して再発をすることがあります。
尖圭コンジローマを発症した人は、だいたい1/3の確率で症状が再発すると言われています。
もしも尖圭コンジローマの治療を行ってからしばらくして再発をした場合は、すぐに病院で治療を受けるようにしましょう!
尖圭コンジローマは自然治癒することもある?
尖圭コンジローマは性器周辺や喉にイボができるという症状が表れる性感染症です。
実は、このイボは放置していても自然治癒してしまうケースがあります。
尖圭コンジローマの自然治癒体験談としてよくあるのが「突然性器付近にイボができて、どうしようかと悩んでいたら無くなってしまった」というようなものです。
特に若年層の場合には、ウイルスに対抗する力が強いので特に治療をしなくても症状が収まるということもあります。
自然治癒の可能性のある尖圭コンジローマですが、実際に自然治癒する確率は低く徐々に症状が重くなるケースの方が多いです。
また、自然治癒では尖圭コンジローマを完治させることは難しいので再発する確率も高くなってしまいます。
ということで、尖圭コンジローマの初期症状が表れたら、なるべく早い段階で検査をするなどして対処することをオススメします!
まとめ
尖圭コンジローマは完治することが可能な性感染症です。
しかしながら再発確率が高いので、症状が収まったとしても完全に安心できるわけではないので注意が必要です。
また、自然治癒の可能性があるため様子見をする人もいますが、症状が悪化して治療痕が残ってしまうと後悔してもしきれなくなります。
どの性感染症にも同じことがいえますが、感染の疑いがあるのであれば放置するのではなく、今すぐにでも何かしらの対処をするようにしましょう!
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