
もしも梅毒の感染が判明した場合は治療をする必要があります。
梅毒は放置をしていると悪化してしまう病気ですし、進行度によっては命に関わる危険性もあります。
では、梅毒の治療にはどれくらいの期間がかかるのでしょうか?
また、性感染症の中には現代の医学では完治しないような病気もありますが、梅毒は完治するのでしょうか?
今回の記事では、梅毒の治療にかかる期間や病気の完治について詳しく解説をしてきます。
梅毒の治療方法について
梅毒はトレポネーマ・パリダムという細菌に感染することで発症します。
そして、この細菌が全身で増殖をすることによって梅毒の症状が悪化・進行していきます。
梅毒治療のアプローチ方法として最も有効なのは、体内に生息しているトレポネーマ・パリダムを除去することです。
病気の原因を根本から消すことで、病気を治療するというのが梅毒における治療方法です。
梅毒の治療に有効とされ利用されている薬は「ペニシリン」という抗生物質であり、この薬を定期的に服用することで治療を行います。
梅毒の治療にかかる期間はどれくらい?
上に書いたように、梅毒の治療では抗生物質である「ペニシリン」を服用するという方法がとられます。
梅毒はペニシリンを一度飲めば治るというものではないので、しばらくの間定期的に服用する必要があります。
一般的に、梅毒の治療にかかる期間は「2週間~12週間」と言われています。
治療期間に大きな幅があるのは、症状の進行状態によって治療にかかる期間が変わるからです。
例えば、感染直後であれば2周間程度ペニシリンを服用し続ければ治るのですが、症状が進行していれば12週間服用し続けなければ治らないというような感じです。
また、人によってペニシリンの効きが多少変わってくるのでその点でも個人差が生まれてきます。
梅毒は完治する?
冒頭にも書きましたが、性感染症の中には現代の医学では完治させることができないものもあります。
では、梅毒は完治させることが可能なのでしょうか?
結論から言えば、梅毒は完治させることが可能です。
ただし、症状があまりにも進行して脳や脊髄や神経などが侵されている場合には、完治させることは不可能になってしまいます。
梅毒は感染初期であれば完治させるのが簡単な病気ですが、進行してしまった場合には完治させるのが難しい病気なのです。
ということで、梅毒の疑いがあれば、すぐにでも検査を受けて感染の有無を知り、感染していれば治療を受けることが大切です!
まとめ
梅毒は感染初期であれば、短期間で簡単に完治させることができる性感染症です。
なので、早期に感染を発見することが大切です。
放置をして梅毒が進行してしまうと、完治が不可能なだけでなく日常生活が難しくなることもあります。
現代では簡単に性病検査をできる環境が整っているので、感染の疑いがあるのであれば今すぐにでも検査を受けることをオススメします!
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