クラミジアの感染が判明したら、何かしらの対処をする必要があります。
それは、クラミジア感染症は安静にしていれば治る病気では無いからです。
一昔前までは性病検査は病院で受けるのが基本でしたが、最近は性病検査キットを利用してクラミジアの感染を知る人も多いです。
では、クラミジアの感染が判明したとして、どのような薬を服用すれば良いのでしょうか?
今回の記事では、クラミジアの薬の入手方法(市販されているかどうかなど)について解説をしていきます。
クラミジア感染症について
冒頭にも書きましたが、クラミジア感染症は放置をしておけば治る病気ではありません。
その理由は、クラミジア感染症は「クラミジア・トラコマチス」という細菌に感染することによって発症する感染症であり、その病原菌が死滅しない限り完治することが無いからです。
クラミジア・トラコマチスにとって人間の体内は成育するために良い環境なので、放置していると増殖をしていきます。
つまり、クラミジアを放置をしていた場合、増殖・悪化する方向に向かっていくということですね。
なので、クラミジアを完治させるためには何かしらの対応をする必要があります。
クラミジア感染症の治し方について
では、クラミジア感染症を完治させるためにはどのような治療法があるのでしょうか?
結論から言えば、クラミジア感染症は「服薬」によって完治させることが可能です。
クラミジア感染症の治療の際に服用されるのは「抗生物質」と呼ばれる薬です。
抗生物質はウイルスや細菌の増殖を阻害したり、殺したりする成分のことで、クラミジア・トラコマチスに有効な抗生物質を服用することによって治療することが可能になります。
クラミジア感染症の薬について
クラミジア感染症に有効とされる抗生物質は「マクロライド系」「ニューキノロン系」「テトラサイクリン系」の3つです。
その中でも良く利用されるのが「ジスロマック(アジスロマイシン)」です(ちなみにジスロマックはマクロライド系の抗生物質に該当します)
ジスロマックが優れているポイントは一度の服用でだいたい10日間程度効果が持続するというところです。
他の薬だと定期的に服用を続ける必要がありますが、ジスロマックであれば一度飲んでしまえばだいたいクラミジア感染症は完治します。
クラミジア感染症の薬は市販で買うことができる?
例えば、性病検査キットを使って自分がクラミジアに感染していることが判明した場合、薬をどこかで入手する必要があります。
病院で性病検査を受けていればそのまま薬を処方してもらえば良いのですが、自宅で検査を行った場合はそうはいきません。
また、性病検査をしたり性病の薬を病院に貰いに行くのは恥ずかしいという人も多いと思います。
ということで「クラミジアの薬がドラッグストアなどで売られているかどうか」ということを知りたい人も多いと思います。
この疑問の回答ですが結論から言えば、抗生物質は基本的に医師の処方が必要なので市販で購入することはできません。
ですが、病院に行かずとも抗生物質を入手する方法はあります。
病院に行かなくても購入する方法はある
病院に行かなくても抗生物質を購入することは一応可能です。
その方法とは「インターネットを利用して抗生物質の個人輸入をする」という方法です。
ネット上では、医薬品の個人輸入を代行していくれる通販サイトがあるので、どうしても病院に行きたくないという人は利用を検討しても良いでしょう。
ジスロマック(アジスロマイシン)なら通販サイトで2,000円(3錠)程度で購入することが可能です。
病院で薬を処方してもらう方がオススメですが、どうしても身内にバレたくないような場合には通販サイトで購入しても良いでしょう。
パートナーがいる場合は必ず2人とも検査しよう!
クラミジア感染症は感染確率が非常に高い性感染症なので、パートナーの一方が感染している場合にはたいていもう一方も感染をしています。
片方が服薬を行ってクラミジアを完治させたとしても、もう一方が治っていなければまた感染をしてしまいます。
ということで、パートナーの一方に感染が確認された場合は、もう一方も必ず性病検査を行うようにしましょう。
まとめ
クラミジア感染症はその原因菌となるクラミジア・トラコマチスを完全に除去しなければ完治することはありません。
上にも書いたように、完治させるためには抗生物質を服用する必要があります。
放置しておくことは良いことでは無いので、もし感染の疑いがある場合にはすみやかに検査をすることをオススメします。
そして、感染が確認された場合には病院に行くか、もしくは薬を個人輸入するかしてしっかりと治療をするようにしましょう。
また、薬の個人輸入で治療を行った場合には、1ヶ月後くらいに再度検査を行って完治していることを確認するようにしましょう!
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