・女性
・20歳の時
・カンジダ
20歳の時カンジダ膣炎を発症しました。
カンジダ膣炎は常在菌・・・という話を以前どこかで聞いたことがあるのですが、実際、パートナーから感染したものなのかどうかは不明です。
当時の私はデキ婚で妊娠中。初めての出産を控える不安と慣れない専業主婦の生活で疲れていたとは思います。
さらに、発症の少し前、主人の浮気が発覚し、精神的にもかなり疲弊していたと思います。
最初に違和感を感じたのはおりものの量でした。元々おりものの量は割と多いほうかなとは思いますが、おりものシートを使用しないと下着が不快な状態が毎日続く状態でした。
そして次に表れたのがおりものの色です。黄色~黄緑のようなおりものが出るようになりました。例えると鼻風邪を引いたときの鼻水のような感じ・・・でしょうか。
おりものの変化とともに表れたのが陰部のかゆみです。
ただ、私は子供のころからひどいアトピー性皮膚炎を患っており、皮膚の柔らかい部分がかゆくなることは一年中あったので、最初はアトピーのかゆみがこんなところにも?!ぐらいに思っていました。
そのうちにかゆみが段々と増していき、何をしていても陰部のかゆみが気になってしまうようになりました。
人前で掻くわけにもいかないので、トイレに入った時にトイレットペーパーで強く擦ったりしていました。
おかしいな、とは思いつつ、すぐに産婦人科へ・・・とは思いませんでした。
妊娠中だったので、検診で受診する時に相談すればいいか、という感じでした。
そのうちに検診で受診する日になり、医師に相談するとすぐにカンジダとの診断結果が出ました。
その時、妊娠中はなりやすい、といった説明を受けた記憶があります。
その診察の際に膣錠を挿入され、塗り薬を処方されました。
膣剤の効果でその後大量のボロボロとしたおりものが出ました。生理用ナプキンでもしていないとすぐに下着が汚れてしまうほどでした。
処方された薬を使用しているうちに症状は軽減し、かゆみもなくなりました。
その後は出産するまで再発もなく、すっかり安心していました。
出産後、1年ほどたったころ、見覚えのあるおりものがまた出てくるようになりました。それとともにかゆみも出始めました。
カンジダが再発したのだろうとすぐに思いましたが、その頃の私は子供の父親と離婚し、パートナーはいない状態だったので、感染したという覚えは全くありません。
思い当たるのは、その頃仕事を始め、慣れない生活に疲れが溜まっていたことくらいでしょうか。
この時はすぐに婦人科を受診しました。前回とは違う医院でしたが、同じように診察時に膣錠を挿入されました。
違ったのはその医院では膣錠と一緒におりものを吸い取るためのタンポンを挿入されたことと、塗り薬だけではなく、自分でも入れるよう膣錠を処方されたことです。
ただ、自分で膣錠を入れるのは大変難しく、入れてもすぐに出てきてしまうの繰り返しで、結局塗り薬で症状が治まるまで頑張りました。
初めての発症から10年以上が経過していますが、その後も何度も再発を繰り返しています。
何度も医院にかかるのが嫌で薬局で薬剤師さんに相談し、薬を処方してもらったこともありますが、私は自分で膣錠を入れるのが苦手なので、面倒でも医院にかかって治療したほうが、治りが早いように感じます。
できれば再発しないようになりたいですが、未だその方法が分からず、これからもカンジダにつきあっていくしかないのかな、と少し諦めています。
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